2025年3月5日から7日にかけて、世界の電池業界関係者が集まった国際展示会「InterBattery 2025」が韓国・ソウルのCOEXで開催されました。韓国最大規模かつ業界影響力を誇る電池展として、今回は世界各国から358社の有力企業と3万人超の業界専門家が参加して、電池技術の革新とエネルギー転換のあり方をめぐって議論しました。
LEADは、「総合バリューチェーン+ライフサイクル管理」を実現する新エネルギー製造ソリューションを発表し、動力電池、エネルギー貯蔵用電池、全固体電池、後工程検査などのコア技術を展示し、多くの来場者の注目を集めました。
LEADは今回の展示会で、ブレード型電池組立ライン及び大容量ボックス型エネルギ―貯蔵電池組立ラインという2つの新ソリューションを初めて発表しました。ブレード型電池組立ラインは、新しい組立プロセスを採用し、良品率は98.5%と業界トップクラスを達成しました。一方、大規模なボックス型用途を想定して開発されたエネルギー貯蔵電池組立ラインは、ライン効率20PPMを実現し、互換性、安定性、スマート化を兼ね備えた設計でコスパに優れます。
また、円筒型セル向けの組立ソリューションにおいても、負極貫通溶接機が大きな注目を集めました。革新的なレーザー溶接技術により、補助動作時間「ゼロ」を実現しました。レーザー発振器の利用率は90%以上に向上し、良品率は99.8%以上に達します。加えて、特殊構造の採用により、設置面積を57%削減すると同時に、レーザー発振器の使用数を83%削減します。
全固体電池向けのソリューションは依然として業界に注目されています。LEADの技術チームは「全固体電池:キーデバイスと技術革新」というテーマの講演を行い、近年の技術成果と包括的なソリューションを紹介しました。講演では、全固体電池の製造工程における主要技術のブレークスルーを体系的に解説しました。その中に、乾式混合・塗布設備、湿式超薄膜塗布機、超薄膜転写機、絶縁フレーム製造設備、全固体電池向けの積層機などは、固体電極製造に良い成果を上げました。また、リチウム金属負極製造及び表面改質技術、現在開発中の高密度化技術についても、大手企業のトップ層から深い関心と対話が寄せられました。
LEADの展示した充放電向けのソリューションは、90%のエネルギー回収効率及び高精度・高均一性の性能により、来場者の注目を集めました。併せて展示されたセルサイクルテストシステムは、2.5ms以下の高速応答性と10msの最小パルス幅、さらに±0.02%FS以下の高精度測定を実現しており、顧客から高い評価を得ました。
LEADは、世界をリードする新エネルギーのインテリジェント製造ソリューションプロバイダーとして、技術革新を通じて、産業の枠組みそのものを変革し続けます。今回の展示されたバリューチェーン全体+ライフサイクル全体向けのソリューションは、材料開発からプロセス適切化、サイクルテストに至るまで、電池製造の全工程をカバーし、スマート化と低炭素化の達成をサポートしようと思います。
世界が進めているエネルギー転換の時代に立ち向かって、LEADはグローバルパートナーと協働し、技術イノベーションを深化させ、インテリジェント製造を通じて「ゼロカーボンの未来」の実現を加速していきたいと思います。